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エコキュートに関する補助金について

2018.07.14

近年、税金が増える一方で、ご家庭での手取りの収入が減っていると感じている方は多いのではないでしょうか。
そんな中、多くの方が光熱費を少しでも安く済ませることに、翻弄していることと思います。

また、地球環境汚染はPM25の問題など、実感できるほど環境汚染への危機感じ、環境への配慮した生活を望まれる方も多いでしょう。
そんな中、多くの家電製品や設備で環境に優しいものが開発され、一般の家庭にも広まりつつあります。その中でエコキュートという給湯器はご存知でしょうか。

なぜ給湯器が代表されるのかというと、一般家庭では「給湯」に対して、最も多くのエネルギーが使われています。
とっても以外に感じるかもしれませんが、家庭で使われるエネルギーの約3割を占めているのです。

給湯器が環境にもよく、また光熱費も削減できれば、多くの方が懸念している冒頭の問題が、解決への糸口となりそうですよね。

エコキュートは優れた省エネ効果から環境にも家計にも優しいとってもオススメの家庭での投資になります。
今回は、エコキュートが具体的どんなものか、安くはない機会の設置費用に補助金が出るなどの情報、エコキュートの種類など詳しく分かり易くご紹介していきたいと思います。

目次

エコキュートとは

正式名称「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」。
自然冷媒とは、オゾン層破壊物質であるフロンを用いることなく、冷凍や空調用冷媒である。

このように、温暖化を引き起こすオゾン層の破壊を抑えることができる自然冷媒機能があるとても環境によい給湯器です。

また、深夜空気や空気の熱を利用し、エコキュート内の熱交換器で冷媒に吸収され、その冷媒が圧縮されてさらに高温になり、その熱で水を沸かすという仕組みです。
このエネルギーは電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーがあり、また深夜の電力を利用するため、効率よく家計にも優しくお湯を沸かすことができるのです。

エコキュートと他の給湯器との違い

エコキュートは自然冷媒の仕組みを利用しているため、オゾン層を破壊するフロンなどを用いることなく冷却することができる。
またCO2の排出量も大幅にカットすることが出来る地球に優しい給湯器である。

この他にも、エコキュートは電気であるが、「エコウィル」という給湯器は、小型ガスエンジンで発電し、お湯を沸かすシステム、「エコジョーズ」も同じくガスを熱源とした給湯器で、熱効率を95%まで高めることができる、同様にエコを謳う一般家庭が取り入れることが出来る給湯器があります。

エコキュートの省エネ効果や機能

一般家庭では、「給湯」に最もエネルギーが使用されていて、全エネルギーの3割が「給湯」へと言われています。エコキュートをしようすると、多くの普通の給湯器の30%ものエネルギーを削減でき、また、エコキュートは自然冷媒システムを利用しているので、環境にもとても優しく省エネなのです。

また、機能については、エコキュートは学習機能が付いています。各家庭で、過去の使用料などからライフスタイルに合った湯量を判断し、必要な量だけを沸かしてくれます。

必要な時に必要な分だけ、沸かしてくれるので、無駄がなく、省エネにつながります。
エコキュートの種類によって細かな機能は変わってきますので、ご家庭に合ったものをチョイスするといいでしょう。

※引用元:https://燃料電池.net/enefarm/ecocute.html

エコキュートの種類

エコキュートには様々な種類があります。
高額でも高機能のものや、初期費用を安く済ませたいなら給湯専用のものがオススメです。

また、使用するご家族の人数によって貯水するタンクの容量に応じてサイズを選択する必要があります。
また、機械の奥行きが薄いものからベーシックなものまで、収納できる場所に合わせて、価格の差はありますが選ぶことができます。

タイプ別

  • フルオートタイプ…お湯張りが全自動であったり、浴槽の保温や足し湯ももちろんできます。
  • オートタイプ…フルオートとほぼ同様だが、追い炊きと保温が出来ない分、商品価格がだいぶ安くなります。
  • 給湯専用タイプ…自動給湯などのシステムはありません。蛇口から効率的に温めたお湯が出てきます。設置も簡単で手軽です。
  • 多機能タイプ…フルオートタイプに、床暖房や浴室乾燥機能がついている色々な機能が搭載されているものです。

容量

  • 5~7人家族
    550リットルタンク
  • 4~5人家族
    460リットルタンク
  • 3~4人家族
    370リットルタンク
  • 2~3人家族
    300リットルタンク
  • 1人
    200リットルタンク

また、エコキュートは色々なメーカーが取り扱っています。
コロナは世界で初めてエコキュートを販売したメーカーで、低価格で、高性能な商品が多く有名です。

また、空調設備で大手のダイキンについては、パワフルさが売りになっています。
さらには、日立もエコキュートを販売していて最も省エネなエコキュートとして有名です。

種類も、販売するメーカーによって多様にあり、必要な機能に合わせて選ぶといいかもしれません。

さらに、設置する自宅のある地域の気候についても考慮しなければなりません。
気温が低い地域や、海の近くに住んでいる場合いは、一般地向けのものとは異なる寒冷地仕様や耐塩害地域に合ったものを選択していないと補助金を受けられない場合もあるのでご注意ください。

エコキュートのメリットデメリット

エコキュートは、何より光熱費を大幅にカットすることができること、そして地球にとても優しく、CO2の削減を大幅に減らし温暖化の防止に役立つことができます!

また、大きなメリットとして、エコキュートは、温めたお湯を貯水タンクに貯めて置くという作業をするのですが、その貯水タンクに貯めているお湯を、災害時に断水などが起きた時に利用することができます。
防災対策としてかなり有意義なものになります。

しかし、デメリットももちろんあります。
エコキュートは、多くの一般家庭に受け入れられていますが、とっても設置費用高いのです。

商品代、設置工事費を合わせると約50~80万円ほどかかってしまいます。
エコキュートの導入は、一般家庭ではかなりハードルが高く、勇気が要りますね。

あと、騒音の問題もあります。
エコキュートは深夜の電力が安い時間に稼働し、お湯を温めて置くのですが、近隣住民と騒音のトラブルになるケースがあります。

お庭や、屋外に少し広めのスペースがあるお家だと安心かもしれませんね。

エコキュートの普及具合

エコキュートの発売頃となる、2000年頃は、ちょうど日本でのオール電化の住宅が流行り出し、また政府からの補助金もあり年々導入率は増加していました。

しかし、2011年の東日本大震災をきっかけに電気使用量が上昇し、オール電化の人気、エコキュートの普及は低迷してしまいました。

その後、2016年から電力全面自由化に向けて、再び、エコキュートの普及率も回復し始め、上昇しつつあります。2025年にはオール電化普及率が20%を超えることも予想されています。

これから、是非住宅を建設するなどをお考えの方は、エコキュート導入を前向きに検討してみてもいいかもしれません。電力自由化もあり、大きく光熱費の削減となるかもしれません。

エコキュート設置に関する補助金

2010年、国や各自治体による補助金制度は終了しました。
再生可能エネルギーや蓄電池のための補助金へと移行したこと大きな理由です。

しかし、現在でも補助金を交付している自治体もあります。
交付条件や補助金の金額は自治体によって異なります。

しかし、多くが予算の上限に達した時点で終了となりますので、事前にしっかりと確認して工事や購入は検討しなければなりません。

自治体で交付している補助金を自治体別に検索できます。是非ご活用してください。
「環境ビジネスオンライン」
https://kankyo-business.jp/subsidy/ecocute/

また、補助金を受けるにおいて申請の対象者及び住宅の条件があります。

  • 自治体の市町村に居住しており、補助金申請を行っている間に居住する予定
  • 市町村税を滞納していない
  • 同一世帯にエコキュートの補助を利用したことが無い
  • 暴力団員に該当しない
  • 市町村にある、または市町村に建築予定の住宅であり自らが居住する住宅

その他、寒冷地であれば寒冷地のエコキュートを導入すること、また中古やレンタルのエコキュートでないことが条件であることがあります。

自治体で異なってきますのでご注意ください。

※申請の流れ
http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/shiminkankyoubu/kankyouka/h25subsidy02.html 引用元

補助金が無くてもお得なエコキュート

国による補助金も現在はありませんし、自治体による補助金も一部地域でのみ実施されているのが現状です。
そんな補助金の無い状況でエコキュートを設置しても損なんじゃないかと、導入することを躊躇してしまいます。

確かに数十万もする初期費用がかかりますから、補助金をもらえるに越したことはありません。
しかし、補助金がなかったとしても、エコキュートを導入することで、現状の光熱費のおよそ30%が削減される傾向ですのでとってもお得です。

長い目で使用することを考えると、補助金がなくても十分に元を取ることが出来るかと思われます。
また、何よりエコキュートは環境破壊の原因となるフロンを使っていません。

オゾン層を破壊して、地球の温暖化を進めてしまうフロンガスを使用せずにエネルギーを発することができ、未来の地球を守ることにつながります。

エコキュートを自宅で利用するだけで、大きく社会や地球に貢献することができます。

補助金が無いからといってあきらめず、長い目で見た光熱費の試算をしてみて下さい。
また、将来の地球のため、ひと役かってみるのもいいかもしれませんよ。

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