気になる記事はタグで検索

セゾン自動車火災保険の請求方法は?請求の流れを解説!

2019.12.04

セゾン自動車火災保険の提供する火災保険、「じぶんでえらべる火災保険」は必要に応じて補償リスクを自由に設定できる、利便性の高い火災保険です。

その一方で、補償リスクの設定内容が複雑になってしまい、支払対象となる損害であるにもかかわらず、請求を忘れてしまっていたということも。
せっかく加入した火災保険でも、実際に使用しないままではもったいないですよね。

そこでこの記事では、セゾン自動車火災保険「じぶんでえらべる火災保険」の補償内容から、自分でもできる請求の流れに至るまでを詳しくまとめました。ぜひ参考にしてください!

セゾン自動車火災保険(じぶんでえらべる火災保険)で支払対象となる損害

出典:https://www.ins-saison.co.jp/eraberu/description/point01.html

セゾン自動車火災保険(じぶんでえらべる火災保険)の基本補償となるのは火災・落雷・破裂・爆発のみで、その他の補償はすべて自分で選べる点が特徴です。
そのため保険金の請求で注意しなければいけないのが、損害を補償するための補償リスクをセットにしているかどうか。
仮に台風による損害を受けた場合、風災の補償リスクをセットにしていなければ補償対象になりません。

建物と家財で別の補償リスクを選択できる

出典:https://www.ins-saison.co.jp/eraberu/description/kumiawase/?cid=WHP001

また、建物と家財でそれぞれ別の補償プランを選択できることも「じぶんでえらべる火災保険」の大きな特徴のひとつです。

上記の図では風災の補償が建物にはセットされている状態ですが、家財にはセットされていません。
この場合は、建物は保険金の支払対象となりますが、家財は保険金の支払対象外となるため注意が必要です。

地震・噴火またはこれらによる津波は対象外

火災保険とセットで地震保険に加入していない場合は、地震や噴火、これらを起因とした津波による損害は補償の対象外となります。

主な損害の支払条件

じぶんでえらべる火災保険は、風災の自己負担金額の設定や水災の支払い条件によって支払われる保険金額が変わります。

風災では、自己負担金額を0万円、5万円、10万円の3つから選択でき、仮に10万円で設定した場合は10万円以下の場合の損害については支払対象外となるため、保険金は支払われません。
また水災では、損害の割合に応じて補償金額が変動するため、損害認定の調査が支払金額に大きく影響します。

補償リスク 支払条件 保険金額
火災・落雷・破裂・爆発 火災・落雷・破裂・爆発 損害の額(保険金額限度)
風災・ひょう災・雪災 風・雹・雪災 損害の額-自己負担額 (保険金額限度)
※自己負担額はご契約時に0円、5万円、10万円から選ぶ
水災 水災(台風・暴風雨等による洪水・高潮・土砂崩れ等) -
a.損害額が再調達価額の30%以上となった場合 損害の額(保険金額限度)
b.損害額が再調達価額の15%以上 30%未満のとき 保険金額×15%(1事故1敷地内につき300万円限度)
c.損害額が再調達価額の15%未満のとき 保険金額×5%(1事故1敷地内につき100万円限度)

※引用:https://www.sbisonpo.co.jp/kasai/pdf/ichiran_2013_05izen.pdf

セゾン自動車火災保険(じぶんでえらべる火災保険)請求の流れ

それではさっそくじぶんでえらべる火災保険の保険金請求の流れを見ていきましょう。

セゾン自動車火災保険の公式サイト上では、請求の流れに関する記載がありません。
したがってここでは、グループ会社である損保ジャパン日本興亜の請求の流れを参考にまとめています。
大まかな流れは下記の通りです。

  • 損害調査をする
  • セゾン自動車火災保険へ連絡
  • 事故状況の確認・調査
  • 必要書類の作成・提出
  • 支払金額の決定・支払い

ではそれぞれの項目を詳しく見ていきましょう。

1.損害を調査する

保険金請求ではいつどのような損害を受けたのかを明確にする必要があります。
そのため、建物や家財に被った損害箇所を細かい部分まで調べて、できる限り写真に撮っておきましょう。
写真撮影する際の注意点は下記2点です。

  • 対象物の全体を撮影する
  • 損害箇所の詳細がわかるようアップで様々な角度から撮影する

とくに台風や豪雨などの災害では屋根部分がダメージを受けることがほとんどです。
屋根の調査は高所での作業となるため危険度も高く、普段見えない部分のため災害による損害があっても気づかない可能性がありますので注意しましょう。
もし信頼できる専門業者があれば調査を依頼した方が安心・安全です。

2.セゾン自動車火災保険へ連絡する

火災や自然災害などの被害にあったら、保険会社であるセゾン自動車火災保険へ連絡します。

  • 連絡先:0120-251-024(通話料無料)
  • 営業時間:年中無休,24時間365日

※無料通話回線が繋がらない場合は050-3786-1024(有料回線)
ここでは、事故状況や損害の程度を確認があります。
その後支払対象となる保険金の種類や範囲、必要書類についての案内があり、警察や消防への対応などについてもアドバイスをしてくれます。

3.事故状況の確認・調査

事故の状況や損害の程度によっては担当者もしくは鑑定人が事故現場を訪問し確認・調査することがあります。
この調査の段階で損害の程度が決まることが多いため、保険金を決定するにあたり重要な部分です。

訪問した鑑定人に損害の箇所の説明をするには、専門的な知識が必要となることもあるため、不安な場合は専門業者に立ち会ってもらった方が適正な金額になりやすいです。

4.必要書類の作成・提出

じぶんでえらべる火災保険の請求で必要となる書類は基本的に、

  • 保険金請求書
  • 修理見積書
  • 損害箇所の写真、罹災証明書など

ですが、その他にも下記一覧の中から要求された書類の提出が必要となる場合があります。

また注意が必要となるのは修理見積書を業者に作成してもらうときです。
じぶんでえらべる火災保険の風災リスクの補償内容では、自己負担金額の設定があります。
仮に10万円で設定している場合には10万円以下の損害は補償されません。

大幅な減額などで、見積りが10万円以下となった場合には保険金が支払われないため、事前に保険内容を業者に伝えて保険内容を加味した見積書の作成をしてもらう必要があります。
したがって業者選定の際に、保険申請に慣れた専門業者があればそちらに依頼した方が手続きもスムーズです。

5.支払金額の決定・支払い

修理見積書や写真、提出書類、事故状況、調査結果を確認し保険金支払額が決定します。
保険金に問題がなければ提示された金額が支払われます。

保険請求のポイント

じぶんでえらべる火災保険は、補償リスクが自由に選択でき必要な補償のみの火災保険にカスタマイズできるメリットがある一方で、建物と家財の補償をバラバラにしている場合などは必要な保険金が支払われないデメリットもあります。

また、風災や水災では、自己負担金額の設定や支払い条件によって保険金が変動しますので、見積書の作成や支払条件に見合った損害の申請が必要です。
不案な場合は火災保険申請の取り扱いがある専門業者に依頼することで、見積りや書類の作成を正確にすることができます。

火災保険の請求期限は3年

火災保険は損害を受けてから3年以内でないと保険金の請求ができません。
時間が経つと損害箇所が風化し、災害による損害なのか経年劣化による損傷なのか見分けがつきにくくなります。
保険金の支払を確実なものにするためにも早めの請求手続きをおすすめします。

しかし自然災害が起きると、身の回りのことで手一杯となり保険会社への連絡を忘れがち。
もし日にちが経ってしまった場合には専門業者に調査を依頼しプロの目で分析してもらった方が確実です。

保険申請を検討しているなら専門業者への相談がおすすめ!

セゾン自動車火災のじぶんでえらべる火災保険は、自分で損害調査し請求申請をすることができます。
しかし風災リスクや水災リスクでは、条件によって支払保険金も変更となるため注意が必要です。

もし業者へ依頼するのであれば、火災保険の申請にも詳しい専門業者へ依頼することで、見積りの作成や必要書類の取りまとめ、工事の施工にいたるまでサポートしてもらえ手間を省くことができます。

悪質な業者であるか判別がつかない場合や、「信頼できる専門業者が見つからない…」とお困りの場合には、ぜひ弊社の無料相談まで一度お問い合わせください。
火災保険を少しでも有効に利用できるよう安心のサポートをご提供いたします!

都道府県民共済の火災共済とは

保険申請HOW TO

都道府県民火災共済とは、都道府県別で保障内容が少し異なりますが、全国生活協同組合連合会(全国生協連)という同じ組織が運営している共済です...

三井住友海上保険給付金申請方法

保険申請HOW TO

三井住友海上とは、創業100年を超える、国内最大手の損保会社の一つです。
東京海上日動、損保ジャパン日本興亜と並んで国内3大...

損保ジャパン日本興亜の保険給付金申請方法

保険申請HOW TO

日本に存在する火災保険を扱う多くの損害保険会社は、長い歴史の中で何度も合併を繰り返し今に至っています。損保ジャパン日本興亜は、業界最大手...

東京海上日動火災保険の保険給付金申請方法

保険申請HOW TO

東京海上日動は、設立136年を超え、日本初の保険会社として発足。歴史は業界ナンバーワンの長さがあります。2004年には東京海上火災保険と日動火災海上保険が合併し...

全労災の保険共済金の受け取りまでの流れについて(火災共済)

保険申請HOW TO

多くの方が家を購入すると、万が一のことを考え、火災保険や火災共済に加入します。一般的には、家を購入するときに住宅ローンを組みますので、住宅ローンの...

JA共済・建物更生共済(たてこう)の保険申請方法について

保険申請HOW TO

マイホームを購入するとき、多くの人が火災保険に加入しています。近年、地震や豪雨などの自然災害が多発しています。一世一代のマイホームを購入するとなると...

リフォーム業界は不透明で業者選びなどは特に様々な情報を集めて比較検討したいという思いは皆さま共通してあると思います。 ワンストップ復旧は保険申請サポートを専門にしている修理業者の集まりで、保険適応専門の屋根修理業者を始め、保険会社代理店、損害保険鑑定人、 など様々な方々からの意見を集約し、一人でも多くの人にご加入の火災保険で保険給付金を適正金額で受け取れるように、一連の流れの適切な情報を ワンストップで詳しく解説しております。 他にもリフォーム関連の住宅に関する補助金制度、リフォーム減税、エコ関連など実際に申請をすれば時間とお金の節約に役立つ情報などもご提供しておりますので是非ご覧下さい。

火災保険申請|地震保険申請ならワンストップ復旧

RANKING人気の記事ランキング

TAG人気のタグ

TEDSPARK

©2018 TEDSpark All Rights Reserved.